8時30分。小学生にとっては、登校後、1時間目が始まる前の時間。幼稚園児にとっては、全員が登園してきたころ。そのような時間帯の地震を想定した避難訓練をしました。児童園児は、「お・は・し・もっ・た」のことば、「おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・たすけあい」を意識して行動することができました。
その後、それぞれ自分の教室にもどり、リモートによる人権・安全朝会を行いました。29年前の阪神淡路大震災について、改めて動画や写真を見てふり返りました。そして、悲しみを乗り越えまちを復興した人々の「助け合い」の気持ち、このことを引き継いでいくという「つながり」の気持ちを私たちは忘れてはいけないということを再確認しました。
今年1月1日に能登半島を襲った大地震や津波によって被災し、今も多くの方々が大変な日々を送られています。予測不能な災害に備えて大切なことは、「正しい知識を身につけること」「正しく情報を得ること」そのうえで「自分で考えて判断すること」です。
各家庭においても、今できること、災害が発生した時にとるべき行動や連絡方法など、話し合う機会を設けていただきますようお願いいたします。