10月25日(火)         5・6年生:能・狂言を鑑賞

文化庁の文化芸術による子供育成推進事業(巡回公演事業)として、夙川能舞台 瓦照苑のみなさんによる狂言「仏師」と半能「大会」を鑑賞しました。

7月にお越しいただいた際に、事前のワークショップとして、基本の姿勢、歩き方、声の出し方をはじめ、謡(うたい)「老松」を体験していました。今日は、それらを思い出したり、演じられる狂言や能についてのお話(あらすじ)なども分かりやすく教えていただいたりしながらの本公演でした。

能の鑑賞前には、児童代表が和装して能奉行役を務め、児童全員で謡「老松」を謡って「能開演の儀」を行いました。そして、厳かな空気の中、迫力ある場面もある能をみんな見入っていました。

本校の近くの春日神社には国の重要文化財に指定されている立派な能舞台があり、毎年、元旦は「翁」の元朝能が、春は春日能が奉納され、全国から多くの方が来られて能を堪能されます。今回来られた演者のみなさんは、幾度となく出演されているそうです。

文化芸術に触れる体験や鑑賞をきっかけとして、自分たちの住む地域の文化財や伝統文化にさらに興味関心をもってほしいという思いから、今回の巡回公演を実施しました。